ドリフトクイーン久保川澄花が4位フィニッシュ
634レディース☆チャレンジ開幕戦
634の女子カーターたちに挑んだD1女王・ドリフトクイーン澄花。キャサリンのエントリー名で出場した
634の女子カーターたちに挑んだD1女王・ドリフトクイーン澄花。キャサリンのエントリー名で出場した
 女性カーターの増加を目指してサーキットスタジアム634(ムサシ)=埼玉県入間市=が開始した「レディース☆チャレンジGP」。その開幕戦(8月26日)の目玉は、“ドリフトクイーン”久保川澄花(29)の参戦で、634をホームコースとして腕を磨いている女性カーターとの対決が注目された。まったく畑違いのD1女王は果たしてカートで通用したのか−。(敬称略)

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 タイヤスモークを上げながらスポーツカーを派手に滑らせてコーナリングの華麗さを競うD1。そのレディースリーグの2年連続チャンピオンが久保川だ。今回はそのドリフトの女王がエントリー名「キャサリン」として、634で腕を磨く女性カーターたちに挑戦した。レース前はカートの経験が少ないことが心配されたが、さすがはプロドライバー。予選タイムトライアル(TT)で6番手の好タイムをたたき出し、12台中で上位陣によるAグループ(6台)決勝(20周)に駒を進めた。

 そして、リバースグリッド方式のため、A組最下位の久保川は何とポールポジション。レースがスタートすると直後の混戦で首位を譲ってしまったものの、後方から迫りくる猛者たちを抑え込て2位をキープした。だがその後も、634のトップクラスの2人(トリバード、カットビ栄養士)に攻め込まれ、最後は4位でフィニッシュするのがやっとだった。

 だが、専門外のカートだけに上々の結果。久保川はレース後、陽気に司会を務め、子供や男性ギャラリーも加わってスイカの早食い大会が行われた。自ら「早食いのお手本」と称してスイカの早食いを披露する久保川のパフォーマンスに会場は大爆笑。そのまま打ち上げバーベキュー大会になだれ込み、最後まで634は大盛り上がりだった。久保川の使命感あふれるサービス精神は見事の一語。今後も、アフターが楽しい「634レディース☆チャレンジ2012シリーズ戦」に注目だ。
熱き女の戦いが始まった。レースもヒートアップしたが、レース後も大盛り上がり!
熱き女の戦いが始まった。レースもヒートアップしたが、レース後も大盛り上がり!
 ▽優勝した「颯〜SoRa〜」さん(20、会社員)
 年上の先輩方との戦いで優勝できたことは大きな自信になりました。いつも途中であきらめてしまうクセのある自分だけれど、今回は頑張れました。男友達ともラップタイムが似たり寄ったりなので、ライバルとしてこれからも一緒に走って練習していきます。女性の皆さん、634で挑戦待っています!

 [634レディース☆チャレンジ2012シリーズ戦]来年3月まで残り3戦を開催予定。タイムトライアルでレベルに応じたクラス分けが行われるため、カート経験が浅い女性でも634スタッフが親切にレベルアップ向上の手伝いをしてくれる。もちろん、腕に自信のある女性カーターもぜひ!

 [サーキットスタジアム634]埼玉県入間市に2010年12月にオープンした日本最大級インドアカートサーキット場。天候に左右されない屋内サーキットで、平日は深夜24時まで営業(土曜は26時まで)。立体コースとテクニカルなコースレイアウトで、路面もアスファルトとは異なり、デリケートなドライブを要求される。初心者から上級者まで楽しめるプログラムを多数用意。詳しくはHPで。
トップ6によるAグループの激戦
トップ6によるAグループの激戦



 [634レディース☆チャレンジGP開幕戦](8月26日/サーキットスタジアム634/1周=350m)
 ▽Aグループ決勝スプリントレース
順 ドライバー          周回/差
1 颯〜SoRa〜        20周
2 トリバード        1.892差
3 カットビ栄養士      5.589差
4 キャサリン(久保川澄花) 9.020差
5 アツ          10.195差
6 ゆき          19.661差