くじでチーム分け、初対面の4人組で90分耐久
フェスティカyu−ichi work’s withしばたま杯
雨のなか奮闘した40人。2012年走り納めにみんな大満足していた
雨のなか奮闘した40人。2012年走り納めにみんな大満足していた
 「手軽に楽しめるレンタルカートで遊びたい!」という趣旨で2人の発起人がカートイベント「フェスティカyu−ichi work’s withしばたま杯(栃木県フェスティカサーキット)」を開催した。暮れも暮れ、12月30日という押し迫った時ながら、ふたを開ければ何と40人もフェスティカに集結。くじ引きで10チームに分かれ、90分耐久レースを敢行し、行く年をにぎやかに祝ったのだった。(敬称略)

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 大会を呼びかけたのは、SLカートミーティング全国大会優勝の経験を持ち、レーシングカートチーム「yu−ichi work’s」を率いる斉藤祐一と、女子カート部の「しばたま」こと柴田真友子。2人の熱心な勧誘のかいあって、いろいろなメンバー構成の40人が集まった。ふだんはレーシングカートに乗っているドライバーや、フェスティカで人気のレンタルカートイベント「フェスティカップ」に出場している選手、久しぶりにフェスティカに来た人や、初めてフェスティカに来た人などカートのレベルもさまざまだ。

 フェスティカのレンタルカートは「SUBARU EX21エンジン」を搭載するイタリア製の「birel N35」。これが10台用意された。

 あいにくの小雨が降るフルウエットの路面で、7分間の練習走行から始め、3分間のタイムアタックを行い、参加者全員の順位を決定。その後、くじ引きでチーム分けを行った。初対面同士のチームになるケースも多かったが、「楽しく盛り上がろう!」という斉藤としばたまの意向で4人1組の10チームの組み合わせが決まった。

 90分耐久レースの主なルールは、ドライバーチェンジ最低7回(1回につき30秒ストップが義務付け)。その際、ピットに入ることのできるカートは3台まで(4台目はそのままコースに戻る)。また、タイムが遅いチームはピットストップを30秒→15秒に短縮する優遇措置もある。

 そして90分の決勝が始まった。1列ローリングスタート。路面はぬれていたがクラッシュなどなく1コーナーをクリア。なかでも「GO!!カズヤ」の吉成智弘が抜群のスタートを決め、序盤からハイペースで周回を重ねた。しかし、ドライバー交代もあるため、この差がそのままキープできるとは限らない。

 事実、1回目のドライバー交代を終えると「アヤシイ日本人たち」がトップに浮上、その後は「GO!!カズヤ」がトップに返り咲くも、レースが30周を過ぎたころには「くるりんぱD」が首位に立つという激戦。

 レース半ばには、yu−ichi work’s所属の若手ドライバー同士のバトルも。「チーム ボンバー」の原礼衣記と、「GO!!カズヤ」の小川一哉は、何周にもわたってテールtoノーズのバトルを展開した。また、3人の女性(しばたま、篠塚まりえ、加藤沙也香)全員による直接対決もあり、彼女たちへの声援で盛り上がった。

 そしてレース終盤、優勝争いは「くるりんぱD」と「GO!!カズヤ」の2チームに絞られ、怒とうの追い上げを見せた「GO!!カズヤ」が残り5周で「くるりんぱD」に追い付き、ヘアピンコーナーで見事逆転! そのままチェッカーまで逃げ切り、わずか3秒差で優勝を飾った。

 レース終了後の表彰式では、じゃんけん大会も開催。一番の目玉賞品は、なんと液晶テレビ。最終的に3人が勝ち残り、一騎打ちで決着をつけるなど、最後まで参加者全員が楽しんでいた。
終盤に逆転してトップでチェッカーを受けた「GO!!カズヤ」
終盤に逆転してトップでチェッカーを受けた「GO!!カズヤ」
 ▽優勝した小川一哉(GO!!カズヤ)「KYですいません。(yu−ichi work’sのメンバーで主催者側のため)チェッカー目前になってやっと前のカートに追いつき、抜くことができましたが、3秒差というギリギリの勝利。チームみんなのおかげで、今年最後のレースで勝つことができていい思い出になりました」

 ▽2位の小林暁(くるりんぱD)「1周目に、くるりんぱ(スピンのこと)があり、すべて予定通りでした。でもトップとは3秒差だったので、このくるりんぱによるタイムロスがなければ…。こんなチーム名を付けたことをちょっとだけ後悔してます」

 ▽3位の福山尚人(アヤシイ日本人たち)「アメリカから4年ぶりに帰国して、久しぶりのフェスティカでしたが、3位になれてうれしい。スプリントのレースと違って、チームのみんなと楽しくリラックスしながら走ることができました」

 ▽斉藤祐一(主催者代表)「前からレンタルカートのイベントをやりたくて、今回実現したのですが、みなさんとても楽しんでもらえたのでうれしいです。今回のイベントは毎年恒例の年末イベントにしていきたいと思います」

 ▽柴田真友子(主催者代表)「次回は、コースを逆回りで走るような面白いレース内容を考えて開催したいです。皆さん、ありがとうございました」

 ★フェスティカサーキットからのお知らせ★ 今回のイベントでも使用したレンタルカート「N35」を通常1回2000円の走行を、「トーチュウ見た!」と受付で言っていただいたお客さまに限り、1回8分間走行 ワンコイン500円でサービスいたします! 期間は本日から2月末まで。

 2013年はレンタルカート耐久レースを全8戦開催(開幕戦は3月9日)。詳しくはサーキットのHP、または(電)0282・25・1500まで、お気軽にお問い合わせください。現在ミニバイク走行も大好評実施中!
くじ引きで決まったメンバーながら、チームとしてまとまって表彰台に立ったトップ3。(左から2位の「くるりんぱD」、優勝の「GO!!カズヤ」、3位の「アヤシイ日本人たち」)
くじ引きで決まったメンバーながら、チームとしてまとまって表彰台に立ったトップ3。(左から2位の「くるりんぱD」、優勝の「GO!!カズヤ」、3位の「アヤシイ日本人たち」)
 [yu−ichi work’s with しばたま杯]
    (1周642m/路面:ウエット)
 順  チーム            周回
 1 GO!!カズヤ        100
 2 くるりんぱD         100
 3 アヤシイ日本人たち      100
 4 フェスティカ アベンジャーズ  99
 5 チーム ボンバー        99
 6 DKB(男子カート部)     98
 7 モックアップ          98
 8 アロウソ@ちーむ ふぇらーり  98
 9 MFKO            97
10 FINE            97
序盤の攻防。1号車の「アヤシイ日本人たち」が逃げた
序盤の攻防。1号車の「アヤシイ日本人たち」が逃げた