トップ争い白熱SSクラス、板鼻拓実が優勝
WINTER CUP 2013
SSクラス。左から2位堤洸太、1位板鼻拓実、3位大谷優太
SSクラス。左から2位堤洸太、1位板鼻拓実、3位大谷優太
 WINTER CUP 2013が1月27日、千葉県・新東京サーキットで行われた。毎年恒例、冬の祭典として知られている高額賞金レースで、120選手が参戦した。賞金総額が120万円という豪華な大会だけにレースは白熱。最後までもつれた大混戦は、好天にも恵まれ、最高のレースとなった。(敬称略)

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 今大会の花形クラスとなった「SSクラス」には、下は小学6年生から、上は20歳以上と旬なドライバー44人が参戦した。一斉に行われたタイムアタックでトップ通過は山下優。次いで昨年の同大会で優勝し30万円をゲットした堤優威(ゆうい)が2番手。10代が活躍する同クラスで、奮闘する28歳の勝股康太が3番手となった。

 予選は2組に分かれ、それぞれ上位12台が決勝へと進むことができる。このため予選からトップ争いは白熱。AグループではTTトップの山下が僅差で抜かれ2番手。トップを奪ったのは2011年度の“元チャンピオン”馬見塚慧(まみづか・さとし)だ。

 Bグループでは堤がトップで通過するものの、TT6番手から追い上げた板鼻拓実が2位。そして昨年の全日本選手権、地方戦でチャンピオンに輝いた小高一斗(かずと)が3位となった。

 決勝はポールの馬見塚がホールショットを決め山下、板鼻、そして2012年度の現チャンピオン高橋拓真が先頭集団に食らい付き、その勢いのままトップを奪う。しかし予選から調子を上げてきた板鼻が離れない。レース後半まで板鼻VS高橋のトップ争いが繰り広げられた。

 さらにその争いに堤、小高が追いついた。残り3周、前にいたのは板鼻。わずかなスキに切り込もうとした小高が痛恨のスピンアウト! しかも堤まで巻き込んでのクラッシュ。ここでラストスパートをかけた板鼻がそのままトップチェッカーを受けた。次いで、巻き込まれてリタイアとなった堤の弟、洸太が猛追を魅せ2位獲得。3位争いは最後まで大混戦だったが、地元老舗チームで活躍するルーキー大谷優太が表彰台をつかんだ。
カデットクラス。左から2位塚田海斗、1位中川智貴、3位野中誠太
カデットクラス。左から2位塚田海斗、1位中川智貴、3位野中誠太
スーパーSSクラス。左から2位清水健一、1位荻野和久、3位井上芳美
スーパーSSクラス。左から2位清水健一、1位荻野和久、3位井上芳美
パンサークラス。1位若林恒男(中)、3位石井誠(右)、左は2位小原正美の代理
パンサークラス。1位若林恒男(中)、3位石井誠(右)、左は2位小原正美の代理
[WINTER CUP 決勝結果](1月27日/新東京/1周936m×15周/路面:ドライ)
▽SS(参加44台、最終決勝進出24台)
 順 ドライバー  チーム           予
 1 板鼻拓実  (コンバットBEMAX)  B2
 2 堤洸太   (BEMAX)       A9
 3 大谷優太  (オーガスト)       B5
 4 高橋拓真  (BEMAX)       B4
 5 馬見塚慧  (ブレイクスルー)     A1
 6 色川隆寿  (GARAGEKAIT) A10
 7 山下優   (オーガスト)       A2
 8 大草りき  (KP BUZZ)     B7
 9 勝股康太  (WELLSTONE)   A3
10 加来匠   (Triple−K)    A4
21 小高一斗  (KP BUZZ)     B3
24 堤優威   (BEMAX)       B1
【注】予=予選順位(A・Bの2組に分かれて走行)

▽カデット(参加23台)
 順 ドライバー  予
 1 中川智貴   5
 2 塚田海斗   2
 3 野中誠太   6
 4 濱田虎之介  7
 5 山本素暖   8
 6 斉藤麗    1
 7 滝田真之佑  4
 8 岡村凉太  14
 9 松山幸生  10
10 奥住慈英  11

▽スーパーSS(参加26台)
 順 ドライバー  予
 1 荻野和久  A1
 2 清水健一  A3
 3 井上芳美  A4
 4 加藤雅規  B2
 5 進藤正博  A5
 6 高野靖   B1
 7 島見明人  B5
 8 原本秀信  A7
 9 吉田顕宏  B4
10 佐々木伸一 B3

▽パンサー(参加27台)
 順 ドライバー  予
 1 若林恒男  A1
 2 小原正美  A3
 3 石井誠   B3
 4 長谷川琢磨 A2
 5 矢島秀晃  A4
 6 桜井康寛  B2
 7 己野忠促  A5
 8 石谷久彦  B1
 9 会田秀人  A7
10 安東由倫  A6