第304回
鈴鹿サーキットで開催された1996年の日本GPで史上2番目の若さで500cc初優勝を達成したノリック。日本のレースファンにとっては、2輪レースの歴史を塗り替える感動と興奮のレースだった。(写真/赤松孝)
鈴鹿サーキットで開催された1996年の日本GPで史上2番目の若さで500cc初優勝を達成したノリック。日本のレースファンにとっては、2輪レースの歴史を塗り替える感動と興奮のレースだった。(写真/赤松孝)
 コーナーの立ち上かりでタイヤがズルズルと流れる。特に、ダンロップ・コーナーと呼ばれる左の上りこう配ではブラックマークがくっきり。日本GPでノリックは何とも豪快に、そしてかっこよくマシンをコントロールしていた。

 まるで現役時代のレイニーのような走りだった。だれもがそう言った。しかし、見ている方.....
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