応募締め切りは11月25日!!
 11月2日、全日本ロードレース選手権最終戦MFJ−GPの予選終了後に鈴鹿サーキットで、昭和電機とハルク・プロが来年からスタートさせる「SDG Mistresa Jr. Teamプログラム」についての発表会がありました。その場では「詳しいことは決まり次第お知らせします」ということだったのですが、情報入りましたのでこの場でお知らせします。

 柏木健作昭和電機グループCEOは「このプログラムは、現在、各地方戦を走るライダーたちに向けて、大きなチャンスを提供するもの。次世代の全日本トップライダーの積極的な発掘を目指します」と宣言。

 オーデションを行い、合格したライダーはライセンス区分別に参戦サポートが受けられます。国際ライセンスライダーは、指定する全日本選手権1レースに、国内ライセンスライダーには、指定する全日本選手権J−GP3特別参加枠の1レースへの参戦が予定されています。どちらもトップライダー同様の待遇での参戦がサポートされると発表されました。

 全日本参戦チーム「SDG Mistresa RT HARC−PRO」は、今季ST600クラスに上原大輝、JGP2クラスに榎戸育寛、MFJカップシリーズJP250クラスに赤間清が参戦しています。今季からチームに合流した榎戸は3勝を挙げランキング2位を獲得しているトップチームです。

 経験・実績のあるメカニックを招集し、SDG Mistresa RT HARC−PRO.と同じピットに合格ライダーを招待し、全日本上位を争うことのできるマシンパッケージで参戦、実力を思う存分アピールできる機会を提供しようというものです。1レースだけでもトップチームに触れる機会があるのは、未来のライダーにとって大きな経験となりそう。

 青山博一、周平兄弟、中上貴晶ら世界へ飛び出すライダーを育てた本田重樹HARC−PRO.レーシングチーム代表は「家族の支えでレースをしている人が多い地方選ライダーたちを、プロがセッティングしたオートバイに乗せることで、ライダーのスキルを上げる手伝いができたら」と語りました。監督の本田光太郎氏も協力するという万全のバックアップ体制を約束しました。

 私はオリジナルポケットバイクレース「74Daijiro」を取材させてもらっていますが、小学生が中心で、親子でサーキットに泊まり込み、熱心に練習して才能を磨いています。みんなレベルが高く、レース界の宝だなといつも思っていますが、その後レースを辞めてしまう子も多い。もてぎのアカデミースクール、鈴鹿レーシングスクールなどに進むライダーもいますが、そこを卒業して全日本を目指そうにも、参戦には金銭的にも、信頼できるチームを探すことも、とてもハードルが高い。

 鈴鹿レーシングスクール卒業生のスカラシップで、全日本に参戦する道か、イデミス・アジア・タレントカップに選ばれて頭角を現し、ルーキーズカップに参戦、そこからCEVレプソル国際選手権に参戦した後モト3へとステップアップする道、どちらかが今のポケバイ親子の夢です。才能があっても、それを生かすチャンスを掴めるライダーは少数であるのが現状。選ばれなかったとしても、ライダーとして花開く時期は人それぞれで、大器晩成のライダーもいるはず。ちょっとしたヒントで速さを増すライダーもいると思うのです。

 レースが好きで、上を目指したいと考えているライダー、自分のスキルや経験を積みたいと考えているライダーは、ぜひ応募してみてください。1レースだけだけど、チャンスを掴む可能性もあるはず。将来的にはジュニアチーム結成も思案中とのことでした。応募の詳細は公式HPにアクセスして下さい。締め切りが11月25日と迫っています。この情報が、多くの未来のトップライダーたちに届くことを願っています。