「TONE RT SYNCEDGE 4413」
我らTONE RT SYNCEDGE 4413!
我らTONE RT SYNCEDGE 4413!
 今年も鈴鹿8時間耐久ロードレース(7月28日決勝)がもうすぐそこに迫りましたね。

 本番直前に開催された公式合同テストに参加したレーシングチーム「TONE RT SYNCEDGE 4413」を取材すべく、私も7月9、10日と鈴鹿サーキットに行ってきました。
左から石塚健選手、星野知也選手、渥美心選手
左から石塚健選手、星野知也選手、渥美心選手
 昨年のチーム成績は、転倒もあり、完走はしたものの決して満足のいく結果ではありませんでした。

 その悔しい思いを胸に、ライダーの星野知也、渥美心、そして新規加入の石塚健の3選手はもとより、チーム関係者が一丸となって今年こそはSSTクラス(スーパーストッククラス)で優勝するんだと燃えていました。

 特に今年は「工具メーカー対決」に注目です!“TONE RT SYNCEDGE 4413”はその名の通り、大手工具メーカー「TONE」がメインスポンサーですが、今年は同じく有力工具メーカー「KTC」をスポンサーとするライバルチーム「TERAMOTO@J−TRIP Racing」が参戦してきました。マシンは同じBMWで、クラスもSST。公式合同テストでは、穏やかにお話する両メーカーの方々でしたが、その背中にはメラメラとしたライバル心が読み取れました。
TONEの秘密兵器を手に、高村嘉寿チーフメカニックと
TONEの秘密兵器を手に、高村嘉寿チーフメカニックと
 SSTクラスはマシンの改造がほとんどできない(ほぼ市販車のまま)ことから、ピット作業でどれだけ短時間かつ効率的なタイヤ交換が実現できるか、メカニックの力量と工具の改良が極めて重要です。

 コース上でタイムを0.1秒速くするのは大変な事ですが、SSTクラスの場合、ライバルより20秒タイヤ交換が早く終わると、コースで1秒近く速く走る計算になります。

 幅広くモータースポーツをサポートするTONEは、この意味を十分に理解し、8耐に向けてスペシャルツールを製作したそうです。
サーキットに映えるTONEレッド
サーキットに映えるTONEレッド
 ライダーが必死で稼いだコンマ何秒というアドバンテージを生かすも殺すもピットワーク次第。今回、私はピット作業に密着し、8耐のために新たに開発されたTONEの秘密兵器を目の当たりにして来ました。

 この公式合同テストの結果をもとに、本番までにさらに新たな工具が開発され、本番の戦いに投入されるそうです。

 工具に限らずですが、極めてシビアなレースに向け、こうしたメーカーの開発努力がいずれ製品化され、信頼性の高い市販品にも活かされるんだなぁと改めて感じ入りました。

 プロのモータースポーツが果たす役割の極めて大事な部分ですね。
コンマ何秒を争うピットワーク
コンマ何秒を争うピットワーク
 毎年、鈴鹿8耐に注目している私ですが、今年は自分が大型二輪免許を取得したということで、より二輪レースを身近に感じ、また8耐に出場する選手たちのすごさも強く実感できました。

TONE RT SYNCEDGE 4413の健闘に注目し、大いに期待しましょう。
ライディングギアのアールエスタイチのスタッフもライダーの生の声を聞き製品開発に活かしています
ライディングギアのアールエスタイチのスタッフもライダーの生の声を聞き製品開発に活かしています