第22回
 少し先の話になるけれど、この暑さからも解放されているであろう10月には、日本のモータースポーツ・ファンが楽しみにしているF1日本GPが開催される。今年も現地から情報をお届けすることになるでしょう。

 そして10月はもうひとつ、自転車愛好家でもある僕にとって、目が離せない大会が開催される。知らない方はぜひこの機会に注目していただきたい。

 F1同様毎年行われている「ジャパンカップサイクルロードレースin宇都宮」で今年19回目。自転車ロードレースの祭典で、いわば自転車界のF1GPといえるもの。先日、そのジャパンカップのプレス発表会に参加させていただいた。僕は「大会アドバイザー」ということでこの大会を盛り上げる一人として貢献させていただくことになった。

 この大会は国際自転車競技連合(UCI)公認の大会で、アジアでは最大級のレースのひとつと言っていいだろう。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった自転車の本場で活躍する世界トップ・クラスの選手が、欧州からこのレースのために来日する。日本の選手ももちろん強豪ぞろい。日本の自転車の聖地とされる栃木県宇都宮を舞台に、熱戦が繰り広げられる。

 それら強豪の顔ぶれの中に、僕と交流のある「宇都宮ブリッツェン」の選手も参加する。おひざ元だけに、地元の方々や自転車ファンの期待も大きい。ちなみにレースは宇都宮市森林公園で行われ、1周14.1kmの周回コースを11周、計151.3kmを駆け抜ける。標高差は185mで、ツール・ド・フランスにも負けない雰囲気がある。

 一方、ロードレース前日には「ジャパンカップクリテリウム」といわれる、宇都宮市大通りを周回コースにした総距離35.65kmのスプリントレースも行われる。

 こちらは1周が1.55kmと短く、猛スピードで23周を駆け抜ける迫力の選手を間近で見ることができる。

 このような一流のレースに実は一般参加者のレースも設けられている。一流選手にあこがれる市民レーサーにとっては、同じレース・コースを参加選手と共に走れるまたとないチャンスだ。

 もし機会があれば、一度この自転車のビッグ・イベントに、ぜひとも足を運んでみてはどうだろうか。自転車レースに興味がなかった方でも、実際に目にしたら、その虜になってしまうほどのパワーを感じることができるはずです。

 日程は10月23〜24日(土〜日)。僕も現地で皆さんをお待ちしています!(レーシング・ドライバー&冒険家)