▼(33).M・フェルスタッペン=優勝

 素晴らしい勝利で楽しい表彰台だ。オランダ人DJとオランダ人ドライバーなんて、最高のコンビネーションだよ。

 レースのスタート自体は良い出来ではなかったが、そのおかげで上手くもぐり込め、セバスチャン(ベッテル)からのトウを得ることができた。少しアグレッシブにならないといけない状態だったが、ターン1を外側から回ってうまく対応でき、そこからは自分のレースをしていくだけだった。

 僕のキャリアの中で最も簡単なレースのひとつと言っても過言ではないくらいだ。昨日はポールを逃したと感じたので、今日は望んでいた結果を得るため、モチベーションはかなり高かった。表彰台だけではなく、優勝もできて最高だ。

 ペースを落ち着かせ、マシンを完走させるためにエンジンを抑えて走ったので、チェッカーに向けてはただクルージングしているだけだった。今週末に示せたロングランのペースを学習できていたので、今日はマシンが良いと自信があった。低速でグリップの低いこのトラックは僕らのマシンに合っている。オースティンの時もバランスとペースがちゃんとあったが、あの時はグリッド遥か後方から追い上げないといけなかった。

 このマシンは一度最適なバランスを得ることができれば、速いラップを刻むことも、それを維持することも容易にできる。僕らはこの状態で続けていき、来シーズンにもっと良いスタートを切れれば、素晴らしいことを成し遂げられると思う。

 メキシコで表彰台に立てるのは特別だ。ここのファンはものすごく情熱的だし、スタジアムセクションでの雰囲気は他のどこにもないほど素晴らしい。昨年ここを失った分は間違いなく取り返したね。1周目からマシンの中で言っていたように、ただただ素晴らしいよ。
▼(3).D・リカルド=リタイア

 スタートではやれることを行い、かなりの接近戦でたくさんのことが起きていたが、僕自身は素早く前進できたと思っていた。午前中にヘルムート(マルコ)に、1周目終了時までに7番手までポジションアップすると言けど、実際にはあと数周は要した。そのポジションまで順位を上げ、すべてがいい感じに見えていた。

 ターボ音が奇妙に感じ始めたのは6周目だったと思う。その後パワーがなくなった。何とか惰性でピットにたどり着いたが、そこでレースが終了したのは明らかだ。

 金曜日はいい感じで、昨日の午後はうまく行かず、今日はさらに悪くなった。昨夜新しいパワーユニットに載せ替えて、今は疑わしきMGU−Hが壊れた。エンジンの基礎的な部分に何かが起きているようだ。

 僕らは過去何度かここに来ているので、何らかのサプライズが起こるべきではなかったんだけどね。高い海抜と気温に対応することはすごく厳しく、僕らの一部にとってはかなり残酷な週末になってしまったんだと思う。またしてもこんなに早くリタイアすることになって残念だ。これはマックス(フェルスタッペン)がシーズン序盤に何度か経験したことだと思うし、愉快なことではないね。

 ブラジルではさらなるペナルティを受ける必要がないことをただただ願っている。どう笑っていいか分からないし、僕の心は間違いなく傷付いているが、いったい何ができるっていうんだ? この状況を変えることなんて僕にはできないよ。