▼(5).S・ベッテル=優勝

 シーズンで最も難しいレースのひとつだったと思う。ミスが許される時間がまったくなかった。

 スタートは完璧ではなかったが、ボッタスを打ち負かすには十分だった。その後バルテリ(ボッタス)は常に接近していて、僕らは同じペースだったが、かなりハードにプッシュして、ギャップを広げようとした。この勝利は僕とチームにとってすごく重要だ。勝利まで長い時間かかったが、達成できて最高だ。

 この数週間はタフで長い夜を過ごし、ファクトリとしてハードワークを重ね、大きなサポート受けられたので、チーム全体に満足している。ここにいるクルーと、マラネロで作業をしているスタッフ全員にこの勝利を捧げたい。僕らにとってはすごく厳しかったが、今日は最高の日になった。チームと我らティフォシにお礼を言いたい。アブダビでもいいレースができればいいね!
▼(7).K・ライコネン=3位

 スタートは平均的だった。ホイールスピンをしたが、ポジションを失わなかったことには満足できた。最初の15周はタイヤがややトリッキーだったが、ピットストップ後のマシンには満足だった。ソフトタイヤではかなり力強く走れることは分かっていたので、この改善は予期できたものだ。前方のマシンについていくことも容易だったし、同時にタイヤもケアできた。

 ある時点でプッシュして、前と接近した。かなりのスピードがあると感じていたが、今日のこういったコンディションでは、パスする方法はまったくなかった。ハミルトンが僕の後方に接近してくるのが見え、少しフラストレーションを感じたが、自分にはいいマシンがあり、愚かなミスをしない限りは彼を後方に留めておける自信があった。結果彼を簡単に抑えられ、僕をパスするチャンスを一度も与えなかった。

 もうひとつ上のポジションでフィニッシュできれば良かったことは言うまでもないが、チームにとっては最高の結果となった。マシンは週末を通じて常に力強かった。今年はどんな場所でも強く、もちろん難しいレースもいくつかあったが、チームとしてはそのことを誇りに思える。来年に向けて僕ら自身を築き上げているんだ。