▼(44).L・ハミルトン=(優勝)

 またタフなレースとなったが、本当に楽しめた。ものすごくハッピーだよ。

 ふるいに掛けられたドライバーのひとりがベストになる午後のレースだった。フェラーリとはかなりの接戦で、このレースはまさに誰がミスを最小限に抑えられるか、誰がタイヤを最適にケアできるかに掛かっていた。バルテッリ(ボッタス)は最高の仕事をして彼のスティントを延ばしてくれたおかげで僕はキミ(ライコネン)に接近できた。

 今日は最高のピットストップ、最高のコミュニケーションで本当に最高のチームワークだった。1周目は激しく、みんなが似たようなスタートを切った。ターン4に侵入した時は、セバスチャン(ベッテル)がアウト側ではなくイン側のラインを取っていて少し驚いた。これは僕のチャンスとなり、彼の横で十分スペースがあるか確認しなければならなかった。一瞬だけ接触があり、マシンはわずかにダメージを負ったが、幸運にも走行を続けられキミについていけた。

 セカンドスティントでキミとの差を縮められた時、彼のタイヤにブリスターがあることが分かったので、自分のタイヤをケアし始めて、僕にはブリスターがないことを確認できた。バルテッリがピットインした時は、キミに追い付くためよりハードに攻めたが、僕のタイヤの方がいい状態にあることは分かっていた。差を縮めるためにできる限りハードにプッシュしなければならず、特にレズモとアスカリではより攻めた。

 でもこのトラックは本当に素晴らしい。これだけの高速コーナーがあり、コーナーとシケインの組み合わせでもちゃんと前のマシンについていくことができる。これこそが世界最高のトラックのひとつと言われる所以だし、本当に驚異的なサーキットだ。

 イタリアで優勝するのはいつだって特別だ。でも自分の足元を見つめてハードワークに勤しみ、シンガポールでもいい戦いができるようにしていかなければいけない。
▼(77).V・ボッタス=(3位)

 すごく成功した1日となった。僕とルイス(ハミルトン)ふたりにとってね。また表彰台に戻ってこれていい気分だ。

 今日はフェラーリが速いことは分かっていたので、僕らは100%力を発揮して彼らにプレッシャーを掛けたかったんだ。今日はチーム一丸となって仕事に取り組まなければいけないことは分かっていたし、すごくうまく行った。

 1周目のセバスチャン(ベッテル)の出来事の後、僕にも表彰台に上れるチャンスがあると思った。でも簡単なレースではなかった。最初のスティントをかなり長く引っ張り、古いタイヤを履いた僕の後方にキミ(ライコネン)を抑えようとした。あのタイヤからまずまずのラップタイムをまだ引き出せたので、キミはオーバーテークに必要な距離まで接近することすらできなかった。

 最終的にはこの作戦がルイスと僕自身のレースの助けとなった。長い最初のスティントの後、フレッシュなタイヤでマックス(フェルスタッペン)とバトルができるチャンスを得られ、表彰台という結果につながった。

 今日は本当に素晴らしいチームワークで、フェラーリよりも後方からスタートしたにも関わらず彼らより多くのポイントを獲得できた。でも彼らにプレッシャーを掛けるためにはプッシュし続けないといけないことも分かっている。