▼(5).S・ベッテル=(3位)

 優勝が僕らの目標だったことは間違いないが、それを達成するのは決して易しいものではない。

 昨日の予選は僕らの思い通りには行かず、自分たちのベストを引き出せなかった。今日は3番手からのスタートで少し違ったことを試さなければならなかったがうまく機能せず、結局スタートした順位でフィニッシュした。良いスタートが切れてマックス(フェルスタッペン)をかわし2番手に順位を上げられて満足だった。

 ピットインの指示が出た時、トップに立つためにはとんでもないアウトラップが必要だってことは分かっていたし自信もあったが、うまくは行かなかった。別のマシンの後ろでタイムをロスし、ブレーキも多少熱くなってしまった。危なかったが、それが最悪の方に転んでしまった。

 僕はチームの決定を100%支持している。だって一度マシンに乗り込んでしまえば、すべての状況を把握するなんてできないので、彼らを信頼している。

 僕らの目標は3位でフィニッシュすることではなかったが、今日はただ十分なスピードがなかっただけだ。
▼(7).K・ライコネン=(5位)

 今日はレース中にたいしたことが起きなかった。マシンはよく動いていて、まずまずのスピードもあったが、大半の時間を誰かの後でスタックし、タイヤに気を使っていた。

 このトラックでは前方のドライバーが大きなミスでもしない限りオーバーテークは不可能だ。ボッタスが右フロントタイヤに苦戦して何度かロックしていたのが分かり、彼に接近はできたものの、追い抜くには十分ではなかった。

 僕らはトラックの中間部分ではダウンフォースを失っていたので、彼についていくのがより難しかった。最初のスティントではセーフティカーが出ることを期待して長目にステイアウトしたが、出動しなかった。

 ここでの予選はカギとなり、当然ながら後方スタートになれば、レースは他車の後方にスタックし多少退屈なものに終わってしまう。

 自分たちのスピードを利用できるチャンスはまったくなかった。もちろんもっと期待していたし、できる限りのことはしたが、これが今日僕らが手に入れた結果さ。