▼(5).S・ベッテル=3位

 今日は楽しくドライブできた。タイヤをうまく機能させられず、期待していたよりもグリップがなかったファースト・スティントは、そうでもなかったけどね。

 僕らにはスピードがなく、パフォーマンスにバラつきがあった。タイヤの温度を上げようとしてタイヤを傷めてしまい、一度はレースに適した温度まで達したものの、ダメージがあったため期待していたパフォーマンスを発揮できなかった。

 ピットストップ後はすごくいいペースで、マシンを完全にコントロールでき、いつでもプッシュできるほどフィーリングも良く、楽しかった。ただ、ライバルにプレッシャーを掛けるられるほどではなかったけどね。

 バーチャルセーフティカー(VSC)後のリスタートで、自分の最速ラップをマークし、フェルスタッペンとの差を1秒ずつ広げることができた。それで彼は、僕にアタックできないと悟ったんじゃないかな。だから最後の数周は少しペースを落とすことができた。

 今日の僕らのペースはまずまずだったが、十分良かったわけでもない。チーム全体で最大限の努力を続けていて、改善できることも分かっている。僕には自信があるし、このチームを信じている。

 良いマシンはあるが、結果を残せていないという点ではこのマシンを使いこなせていない。まるで、すべて正しい順序で行わないといけないルービックキューブのようだ。チーム内にはこのパズルを2分以内で解決できるクレバーな人材がたくさんいる。でも今回ばかりはこのキューブは少し大きいようだ。
▼(16).C・ルクレール=5位

 今日のレースで、自分たちができる最大限を引き出せた。

 予選での失敗があり、ミディアムタイヤで8番手からスタートした。序盤、僕の周りが全員ソフトコンパウドでスタートしていて、僕自身もスピードを上げるのに苦しんだこともあり、少し大変だった。一度タイヤに温度が入ってからは、グリップも良くなり、状況は改善していった。最初のスティントは力強く、コース上でいくつかポジションアップした。

 ピットストップ後はこれ以上ポジションアップができないことが明白になったので、タイヤをセーブするためプッシュすることを止め、ピットインして新しいタイヤに履き替えたことで、最後には最速ラップのポイントを持ち帰ることができた。全体的にはベストな週末ではなかったが、ポテンシャルは確実にあったし、次のスペインGPではもっと良いパフォーマンスを見せられればいいね。