▼(23).A・アルボン=(6位)

 レースは予定通りには行かなかったが、僕にはポジティブな点もあった。

 僕らにとっては一番簡単なトラックではないし、予選ではちょっと不運もあった。スタートも最高とは言えず、挽回するためにファイトしなければならなかった。

 残念ながらストレートでオーバーテークできる程のペースはなかったので、コーナーで自分で仕掛けにいく必要があった。だからサイドバイサイドのアクションが多くなり、ある時点でグリップがかなり落ちてワイドに膨らんでしまい、そこから乱雑になり出した。

 何度かコースオフし、5秒ペナルティも受けた。それでもレースペースはどんどん良くなっていき、自分もスパからステップアップできていると感じられたので、個人的には満足だ。シンガポールはよりダウンフォースとコーナーがあるのでさらに良くなってくれればいいね。もっと引き出せると思うし、もっとコンペティティブになれると感じている。

▼(33).M・フェルスタッペン=(8位)

 みんながスローダウンしていたターン1進入のブレーキングでセルジオ(ペレス)のリアタイヤに軽く接触してフロントウイングが壊れた。その後ピットストップして新しいフロントウイングに交換し、クリーンエアーの中ですごくいいペースだったのでレースはまだ終わっていなかった。

 何台かパスできたが、ピットアウト直後のラップでバーチャルセーフティカーが入ってしまう不運があり、既にオーバーテークしていた3〜4台のマシンが僕の前方に来てしまった。

 再び彼らをすべてパスしたものの、タイヤにはすごく痛手となり、終盤にはこのレース2回目となるペレスの後ろにスタックさせられた。彼はストレートですごく速かったので追い抜けなかった。

 僕らはパワーユニットのペースで前進が見られたが、さらに改善すべくハードワークを続けていかないといけないのは明白だ。ターン1で起きたことを考えると8位という結果はそれほど悪くはないし、後方からのスタートだといつだってこういったことは起こりやすいものだ。

 この2戦は僕らにとって常に難しいレースになっているが、もっと普通のレース週末で前方からスタートできるようになると思うので楽しみにしている。