2位に9秒の大差
第5、6戦決勝
第5戦の表彰台。右から3位の篠谷、初優勝の松下、2位平川。左は松下に東京中日スポーツ賞を授与した土岐正紀総局長(カメラ=多賀まりお)
第5戦の表彰台。右から3位の篠谷、初優勝の松下、2位平川。左は松下に東京中日スポーツ賞を授与した土岐正紀総局長(カメラ=多賀まりお)
 【富士スピードウェイ(静岡県)多賀まりお】フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)第3ラウンド(第5、6、7戦)=東京中日スポーツ後援=は1日、断続的に雨が降る不安定な天候の中、第5、6戦の決勝を行い、第5戦は今季初参戦の松下信治(18)がポール・トゥ・ウインで初優勝。続く第6戦も同じくポール・トゥ・ウインでダブル優勝を達成した。もっかランキング首位の平川亮(18)は連続2位。今回スポット参戦でFCJにデビューした石川京侍(18)は15&8位ながら、上々の手応えをアピールした。

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 この日は朝から天気が不安定で、第5戦はウエットコンディションで開始。しかしながら、この日の予選でポールポジション(PP)を獲得した松下は気後れすることなく、好スタートを決めた。3番グリッドから2番手浮上もペースが上がらぬ平川を尻目に、松下はリードを徐々に拡大。終わってみれば平川に9.486秒もの大差をつけ、キャリア初Vを飾った。

 表彰台で東京中日スポーツ賞を受賞した松下は「今回は気持ちに余裕があり、路面状況の確認もスタートも落ち着いてできました」とルーキーらしからぬコメント。決勝中のベストラップタイム順で決まる第6戦のグリッドでもポールポジション(PP)を奪取、その勢いに乗ってドライコンディションに変わった第6戦もポール・トゥ・ウインで2連勝を果たした。

 これでランク首位の平川に11ポイント差の同2番手に躍り出た松下は「(第6戦では)抜かれないようスタートに集中し、その後は自分のペースで走れました」とさらり。第6戦でもファステストラップを記録し、翌2日に行われる第7戦のPPもゲット。タイトル争いはがぜん面白くなってきた。