第11戦クラッシュで第12戦最後尾スタート
第10、11戦決勝
優勝し東京中日スポーツ賞を受賞した平川(中)。左は読者プレゼンターの杉原広美さん。右は土岐・東京中日スポーツ総局長(カメラ=多賀まりお)
優勝し東京中日スポーツ賞を受賞した平川(中)。左は読者プレゼンターの杉原広美さん。右は土岐・東京中日スポーツ総局長(カメラ=多賀まりお)
 【鈴鹿サーキット(三重県)千葉亨、碓氷英靖】フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)最終第5ラウンド(第10、11、12戦)=東京中日スポーツ後援=第11戦決勝(3日)で、信じられない光景が飛び込んできた。ポールポジション(PP)スタートからトップを走る平川亮が1周目のデグナーカーブでコースアウト。そのままクラッシュしてしまったのだ。その横を3番手から好ダッシュで2番手に浮上した松下信治が駆け抜け、そのまま今季5勝目のフィニッシュだ。

 平川は第10戦でPPから一気に後続を引き離して今季5勝目を挙げ、ランク2番手の松下との差を14ポイントに広げ、タイトルをほぼ手中にしていただけに、悔やみきれない結果になった。

 しかも、第11戦の決勝ベストタイムが最終第12戦(4日)のグリッドになるため、ノータイムの平川は最後尾、対して松下はフロントロー2番手だ(PPは高星明誠)。

 「いいスタートが切れた。平川君の前に出られなかったが、プレッシャーは与えられた。それがこの結果になったと思う。明日は自分のベストを尽くすだけ」。最後に笑顔を見せた松下のタイトルが濃厚となってきた。
ライバルのミスでタイトルにグッと近づいた松下(カメラ=多賀まりお)
ライバルのミスでタイトルにグッと近づいた松下(カメラ=多賀まりお)