開幕ラウンド予選&第1戦決勝
ポールスタートの藤波(14号車)らを抑えてトップを走る坪井(11号車)(カメラ=多賀まりお)
ポールスタートの藤波(14号車)らを抑えてトップを走る坪井(11号車)(カメラ=多賀まりお)
 【富士スピードウェイ(静岡県)多賀まりお】フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)開幕ラウンドは30日、当地で第1、2戦の予選と第1戦の決勝が行われ、14台が出走した予選は藤波清斗(17)=NDDP=が両レースともポールポジション(PP)をゲットした。しかし、決勝は予選3番手の坪井翔(17)=FTRS=が逆襲。絶妙なスタートから一気に逆転するとそのまま逃げ切って、うれしい初勝利を挙げた。石川京侍(18)=HFDP=、清原章太(19)=同=が2、3位。藤波はペースが上がらず、4位に終わった。31日には第2戦決勝が行われる。

        ◇     ◇     ◇

 3番グリッドから好スタートを切った坪井翔は2番手の石川京侍、PPの藤波清斗を一気にヘアピンでパス。そのまま逃げ切った。2010年に全日本カート(KF2)東西統一シリーズで2位の好成績を挙げ、FTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)を経て、12年にFCJへステップアップ。初年度はランク4位どまりだったが、「今年は2年目なのでチャンピオンを獲りたい」と気合十分、初戦から初表彰台が優勝という結果につなげた。「まだ実感が沸きませんが、うれしい。この調子で第2戦も表彰台を狙う」と意欲満々だ。

今年は5大会12戦

 ○…若手ドライバーの育成を目的にトヨタ、ホンダ、日産の3メーカーが協力して2006年に設立されたFCJ。今年は3社のスカラシップドライバーを中心とする14人がシリーズ参加し、5大会全12戦が行われる。第2大会もてぎは全日本F3と、第5大会鈴鹿はスーパーフォーミュラとの併催になる。

藤波、決勝失速で4位

 ○…予選では第1、2戦ともPPと、絶好調をアピールした藤波だが、決勝では失速、まさかの後退で4位に終わった。「レース中、思うようにペースを上げられなかったが、それは自分の問題です」とがっくり。それでもすかさず気持ちを切り替え、「明日もポールなので、今度こそ決めます」と汚名返上と誓っていた。