石川京侍、連続2位でランク首位
第2戦決勝
第2戦の表彰台。(左から)2位の石川、初優勝の高橋、3位の山下(カメラ=多賀まりお)
第2戦の表彰台。(左から)2位の石川、初優勝の高橋、3位の山下(カメラ=多賀まりお)
 【富士スピードウェイ(静岡県)多賀まりお】フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)は3月31日、静岡県・富士スピードウェイで14台が参加した第2戦決勝(21周)を行い、7番手グリッドからスタートした高橋翼(18)=HFDP=が大逆転、残り2周の1コーナーで石川京侍(18)=同=を鮮やかに抜き去り、そのままフィニッシュ、初優勝を飾った。石川が2位に入り、序盤でPPスタートの藤波清斗(17)=NDDP=をかわした山下健太(17)=FTRS=が3位に続いた。

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終盤に逆転した高橋の走り(カメラ=多賀まりお)
終盤に逆転した高橋の走り(カメラ=多賀まりお)
 断続的に霧雨が降る微妙なコンディションの中で、7番手から絶妙なスタートを切った高橋は、1コーナー進入までに4番手に浮上。さらに先行車の後退によりオープニングラップの間に2位までポジションを上げた。

 路面は部分的に乾いており、レインタイヤのオーバーヒートに配慮しながら序盤はタイヤをセーブしていた高橋だが、10周を過ぎてからペースアップ。首位を行く石川から約3秒あった差をぐんぐんと縮め、19周目にはテールtoノーズの状態に持ち込んだ。すでにタイヤを使い切っていた石川はこの猛攻撃を支えきれず、20周目の1コーナーでついにギブアップ。逆転に成功した高橋はそのままトップチェッカーを受けた。

 ハーフウエットという難しい状況で、初のレインタイヤレースを乗り切った高橋は「スタートは決まったし、タイヤの温存もうまくできた」と、してやったりの表情。シリーズ参戦初年度ながら「今回のレースは大きな自信になりました」とがぜん目を輝かせていた。
 ○…前日の第1戦に続く連続2位入賞で、いきなりポイントランキング首位に躍り出た石川京侍だが、「タイヤの使い方を失敗してしまった」と反省しきり。この日は第1戦で失敗したスタートをうまく決め、以後も上々の走りで首位を快走していただけに、悔しさもひとしおだった。