佐藤琢磨はリタイヤで連覇ならず
第6戦インディ500決勝
初めてインディ500を制し、マシン上で喜びを爆発させるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
初めてインディ500を制し、マシン上で喜びを爆発させるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第6戦インディ500は27日、米国インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで決勝が行われ、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が優勝を飾った。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はリタイヤに終わった。

 オーバル・コース200周のレースは、ポール・ポジションのエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が得意のコースで速さを見せつけ、序盤の主導権を握る。レース中盤に入ると3番手スタートのパワーが徐々に浮上し、2度目のピット終了時点でカーペンターに代わってトップに立った。そこから順調にラップを重ねるパワーだが、残り12周でクラッシュによるコーションが発生。この後にピットイン予定で暫定首位を走っていたステファン・ウィルソン(アンドレッティ・オートスポーツ)ら3台に逃げ切りの可能性が生まれるが、やはり燃料が持たず、いずれも残り4周でピットイン。再びトップに立ったパワーが勝利を手にした。パワーは11回目の挑戦でインディ500初優勝。また、第5戦に続く連勝となったパワーは、今季シリーズポイントでも首位に浮上している。

 2位には3.1589秒差でカーペンターが入り、3位にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が続いた。前年優勝の佐藤は、47周目にスローダウンしていたマシンをよけきれずにクラッシュ。リタイヤして32位扱いとなった(共同通信デジタル)