挑戦20回目、悲願達成
ルマン24時間の決勝で走行するトヨタ8号車=ルマン(ゲッティ=共同)
ルマン24時間の決勝で走行するトヨタ8号車=ルマン(ゲッティ=共同)
 【ルマン(フランス西部)=竹田佳彦】フランスのルマンのサルテ・サーキット(1周13・626キロ)で開かれていた伝統の自動車耐久レース、第86回ルマン24時間で17日、トヨタが悲願の初優勝を果たした。初参戦した1985年から足かけ34年、20回目の挑戦でついに頂点に立った。

 トヨタ勢は、ポールポジションからスタートした中嶋一貴選手(愛知県岡崎市出身)やフェルナンド・アロンソ選手らの8号車が、予選2番手の小林可夢偉選手らの7号車とともに序盤から先行。3位以下に10周以上の差をつけて8号車がトップでチェッカーフラッグを受け、7号車とワンツーフィニッシュを飾った。

 日本のチームが日本車で日本人ドライバーを含む態勢の「オールジャパン」で優勝するのは初めて。日本メーカーでは1991年のマツダ以来2度目。

 トヨタは2016年、首位を走っていながら終了3分前にマシントラブルが起き、優勝を逃していた。17年は夜間に2台がリタイアするなど惨敗した。

 3人が交代で運転して周回数を競うルマン24時間は、F1のモナコ・グランプリ、インディアナポリス500マイル(インディ500)と並ぶ世界三大レースの1つに数えられる。

(中日新聞)