GT300は黒澤/蒲生組が逆転チャンピオン
スーパーGT第8戦もてぎ決勝
 スーパーGT(SGT)最終戦となる第8戦は11日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースが行なわれ、GT500クラスは3位に入ったクニミツの山本尚貴/ジェンソン・バトン(ホンダNSX)が初の年間チャンピオンを獲得した。優勝はARTAの野尻智紀/伊沢拓也(ホンダNSX)だった。GT300クラスはLEONの黒澤治樹/蒲生尚弥(メルセデスAMG)が優勝するとともに年間チャンピオンを決定した。

 53周のレースはポール・ポジションの野尻/伊沢組が序盤からトップを快走。終盤にはセルモの立川祐路/石浦宏明(レクサスLC500)が激しい追い上げで迫るも、野尻/伊沢組が逃げ切り、第3戦以来の今季2勝目を飾った。2位には1.806秒差で立川/石浦組が続いた。注目は年間ポイントで並び、上位でフィニッシュした方がチャンピオン獲得となる山本/バトン組とトムスの平川亮/ニック・キャシディ(レクサスLC500)の直接対決となった3位争い。予選2番手から山本/バトン組が安定した走りでラップを刻むが、平川/キャシディ組も徹底したマークで追走する。残り5周までに平川/キャシディ組が追い上げ、最後は1秒差以内のテール・トゥ・ノーズの争い。このバトルにもポジションを譲らなかった山本/バトン組が3位を死守し、初の年間チャンピオンに輝いた。ホンダ勢のチャンピオン獲得は8年ぶり。

 GT300は、黒澤/蒲生組が後半の快走で今季初優勝。2位に2.409秒差でaprの嵯峨宏紀/平手晃平(プリウスaprGT)、3位にグッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也(メルセデスAMG)が続いた。ポイントリーダーだったARTAの高木真一/ショーン・ウォーキンショー(BMW・M6)が9位に終わったため、黒澤/蒲生組が逆転で年間チャンピオンを獲得した(共同通信デジタル)