佐藤は鋭い追い上げで3位
第6戦インディ500決勝
初のインディ500優勝を飾ったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
初のインディ500優勝を飾ったシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第6戦インディ500は26日、米国インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで決勝が行なわれ、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が優勝を飾った。パジェノーは第5戦に続く連勝でインディ500の優勝は初。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は終盤の追い上げで3位に入った。

 オーバルコース200周のレースは、ポール・ポジションのパジェノーが先頭を奪い、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)やジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がそれに続く。高速域が得意のシボレー勢が主導権を握る展開となるが、燃費で勝るホンダ勢のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)やスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)も食らいついてチャンスをうかがう。残り30周を切り、トップのパジェノーのペースが落ちると、鋭い追い上げを見せていたロッシが逆転。しかし、直後の赤旗中断とセーフティカーランで燃料の不安がなくなったパジェノーが復活する。残り14周の再スタートからロッシとパジェノーの激しいバトルが繰り広げられ、これを制したパジェノーが初のインディ500優勝を果たした。フランス人のインディ500優勝は1914年以来105年ぶり。2位に0.2086秒差でロッシが続いた。

 また、14番手スタートだった日本の佐藤は、序盤のマシントラブルで2周遅れ、31番手となったものの、我慢の走りで後半に挽回する。終盤の赤旗中断がピットイン直後だったタイミングにも恵まれ、最後のリスタート時点で5番手に浮上。そこから2台をかわす快走を見せ、トップと0.3413秒差の3位に食い込んだ(共同通信デジタル)