佐藤は上位好走もマシントラブルに泣く
第11戦トロント決勝
トロントで今季3勝目を挙げたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
トロントで今季3勝目を挙げたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第11戦は14日、カナダ・トロントのストリーツ・オブ・トロントで決勝が行なわれ、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が第6戦インディ500以来の今季3勝目を挙げた。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はマシントラブルによるリタイヤに終わった。

 市街地コース85周のレースは、ポール・ポジションのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が速さうぃ見せつけてトップをキープし、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がそれを追走する。2周目に下位集団でウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)らが絡む多重クラッシュがあったものの、それ以降はコーションが出ず、各車、燃費との戦いも大きな要素となっていく。残り20周を切ると、一時は独走状態だったパジェノーがペースダウンし、ディクソンが直後に迫る。ラスト10周はテール・トゥ・ノーズの接近戦となったものの、周回遅れなども利用して巧みにトップを守ったパジェノーが今季3勝目を手にした。2位に0.1373秒差でディクソンが続き、3位にアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が入った。また、ポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は4位に入って首位の座を守ったが、2番手のロッシが4ポイント差、3番手パジェノーが39ポイント差に迫り、年間チャンピオン争いは混戦となっている。

 日本の佐藤は、10番手スタートから序盤の接近戦で果敢に順位を上げ、5番手を快走していたが、68周目にマシントラブルでリタイヤ、22位扱いとなった(共同通信デジタル)