中上は11位
第11戦オーストリアGP決勝
劇的な逆転劇でオーストリアGPを制し、表彰台で観衆に応えるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)(AP=共同)
劇的な逆転劇でオーストリアGPを制し、表彰台で観衆に応えるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第11戦オーストリアGPは11日、 レッドブルリンクで各クラスの決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が開幕戦以来の今季2勝目を飾った。日本の中上貴晶(ホンダ)は11位だった。

 28周のレースは、ポール・ポジションのマルク・マルケス(ホンダ)と3番手スタートのドヴィツィオーゾがスタート直後から激しく競り合い、その隙にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が先頭に躍り出る。それでも6周目にマルケスとドヴィツィオーゾがクアルタラロを抜き去り、勝負は2人の頂上対決に。めまぐるしく先頭が入れ替わるバトルが繰り広げられ、残り2周でコーナーが速いマルケスが先に前へ出て逃げ切りを図る。一方のドヴィツィオーゾも慌てることなくぴたりと追走。土壇場の最終ラップ、最終コーナーで勝負を賭けたドヴィツィオーゾが狙い澄ましてマルケスをかわし、今季開幕戦以来の勝利を手にした。2位に0.213秒差でマルケスが入り、3位にクアルタラロが続いた。この結果、年間チャンピオン争いでは、リーダーのマルケスとそれを追うドヴィツィオーゾの差が5ポイント縮まり、58ポイント差となった。

 日本の中上は、6番手スタートから序盤に順位を落とすと、中団の混戦から抜け出すことができず、トップと22.273秒差の11位に終わった(共同通信デジタル)