佐藤はクラッシュに巻き込まれ15位
第16戦ポートランド決勝
 自動車のインディカー・シリーズ第16戦は1日、米国オレゴン州のポートランド・インターナショナル・レースウェイで決勝が行なわれ、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が今季2回目の優勝を飾った。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はクラッシュに巻き込まれた影響もあり15位だった。

 ロードコース105周のレースはスタート直後に多重クラッシュが発生し、いきなりセーフティーカー導入の滑り出し。序盤はポール・ポジションのコルトン・ハータ(ハーディング・ステインブレナー・レーシング)が先頭を走り、中盤からは逆転チャンピオンに望みをつなぎたいスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)がトップを奪う。ところが52周目にディクソンがマシントラブルで後退。代わってパワーが先頭に立ち、快調な走りで後続との差を広げていく。レースは土壇場でセーフティカー導入があり、残り4周から再スタート。リードがリセットされたパワーだったが、2番手のフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)を全く寄せ付けない速さででトップを守りきり、今季2回目の勝利を手にした。2位に2.7885秒差でローゼンクヴィストが入り、3位にアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が続いた。年間チャンピオン争いは最終戦を残し、今回5位のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が593ポイントとして首位を守り、ロッシが552ポイント、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が551ポイントでそれを追う展開となっている。

 日本の佐藤は1周目の多重クラッシュに巻き込まれ、修理のピットインで後退。最後尾から追い上げ、15位でレースを終えた(共同通信デジタル)