中上は終盤奮闘で10位
第14戦アラゴンGP決勝
アラゴンGPで今季8勝目を挙げ、チャンピオンに大きく近づいたマルク・マルケス(ホンダ)(AP=共同)
アラゴンGPで今季8勝目を挙げ、チャンピオンに大きく近づいたマルク・マルケス(ホンダ)(AP=共同)
 オートバイのロードレース世界選手権(WGP)第14戦アラゴンGPは22日、スペインのモーターランドアラゴンで各クラスの決勝が行なわれ、最高峰のモトGPクラスはポイントリーダーのマルク・マルケス(ホンダ)が独走で今季8回目の優勝を遂げた。日本の中上貴晶(ホンダ)は10位だった。

 23周のレースは、ポール・ポジションのマルケスが1周目から異次元の速さを見せる。2番手には好スタートを切ったジャック・ミラー(ドゥカティ)が続き、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とともに追走するが、その差は開く一方で、あっという間にマルケスが独走態勢を築く。一方、10番手スタートだったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は、チャンピオン争いに望みを残すため意地の走りを見せ、ぐんぐん順位を上げていく。残り3周でビニャーレスを抜いて2番手まで上がったドヴィツィオーゾだったが、マルケスの独走を脅かすまでにはいたらず、マルケスが危なげない走りで2戦連続今季8回目の優勝を手にした。2位には4.836秒差でドヴィツィオーゾが入り、3位にミラーが続いた。この結果、年間チャンピオン争いではマルケスが300ポイントとし、それを追うドヴィツィオーゾは同202。次の第15戦でマルケスの年間王座が決定する可能性が出てきた。

 日本の中上は、13番手スタートからなかなか上昇できない苦しい展開となったが、終盤にかけて順位を上げ、10位に入った(共同通信デジタル)