山本がポイントリーダーへ浮上
スーパーフォーミュラ第6戦決勝
 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦は29日、岡山県の岡山国際サーキットで決勝が行なわれ、山下健太(KONDO)が参戦3年目の初優勝を飾った。

 68周予定のレースはポール・ポジションの平川亮(インパル)が飛び出し、好スタートを切った福住仁嶺(ダンディライアン)がそれを追う。予選上位勢の大半がレース前半にリードを広げて後半に規定のピットインをする作戦を採用する中、2番グリッドの山下健太(KONDO)だけは前半ピットインで後半逆転の作戦を採る。6番手まで順位を下げ、我慢の走りを強いられる山下だったが、8周目に福住のコースアウトでセーフティカー導入となり、最小限のロスでピットに入るチャンスに恵まれる。再スタート後、平川やニック・キャシディ(トムス)らステイアウト組はなんとかリードを広げようと懸命の走りを見せるが、ピットイン1回分のマージンを稼ぐまでには至らない。60周過ぎ、全車がピットインを済ませると、粘り強く好走を続けていた山下がトップに浮上。66周時点で規定の90分が過ぎ、先頭でチェッカーを受けた山下が初の優勝を手中にした。2位に2.340秒差で中嶋一貴(トムス)が入り、3位にハリソン・ニューウェイ(B−Max)が続いた。

 年間チャンピオン争いは最終戦を残し、今回7位の山本尚貴(ダンディライアン)が29ポイントとしてリーダーの座を奪還。キャシディは終盤に痛恨のスピンを喫して10位で28ポイントに留まった。また、今回4位のアレックス・パロウ(ナカジマ)も25ポイントと迫っている(共同通信デジタル)