野尻が今季初勝利
スーパーフォーミュラ第7戦決勝
 全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦となる第7戦は27日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝が行なわれ、2位に入ったニック・キャシディ(トムス)が初の年間チャンピオンに輝いた。レースは野尻智紀(無限)が今季初勝利を挙げた。

 43周のレースは、前半にリードを稼いで規定のタイヤ交換を終盤に回す作戦をとる野尻がポール・ポジションのアレックス・パロウ(ナカジマ)を抜いてトップに立ち、同じ作戦のキャシディがそれを追走する。一方、有力勢で前半ピットイン・後半追い上げ作戦をとったのがパロウ、山本尚貴(ダンディライアン)、福住仁嶺(ダンディライアン)ら。セーフティカー導入のない順調な展開のままリードを積み上げた野尻は33周目にタイヤ交換に入ると、前半ピットイン勢に対して十分なリードを保ったまま実質トップでコースへ復帰。また、次の周にピットインしたキャシディも、チャンピオン争いの相手・山本に対して15秒程度のリードを付け、実質2位で戻ることに成功。結局、安定した走りの野尻がそのまま逃げ切り、今季初の優勝を飾った。2位に2.532秒差でキャシディが続き、3位に福住が入った。

 シリーズポイントでは、8ポイントを獲得して36ポイントとしたキャシディが、今回5位の山本(33ポイント)を逆転して初のチャンピオンを獲得した(共同通信デジタル)