佐藤琢磨は出走できず
第1戦テキサス決勝
開幕戦で優勝を飾り、マスク姿でトロフィーを掲げるスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)(AP=共同)
開幕戦で優勝を飾り、マスク姿でトロフィーを掲げるスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)(AP=共同)
 自動車のインディカー・シリーズ第1戦は6日、米国テキサス州のテキサス・モーター・スピードウェイで決勝が行なわれ、チャンピオン奪還を目指すスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が初戦を制した。日本の佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は予選でクラッシュしたマシンの修理が間に合わず出走しなかった。

 コロナウイルス流行拡大で大幅にスケジュール変更となったインディカー・シリーズも無観客で開幕。オーバルコース200周のレースは、ポール・ポジションのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が先頭を守り、ディクソンとシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)がそれを追う。しかし32周目、速さを見せつけるディクソンがニューガーデンをかわし、トップに立った。ピットワークの差で一度は先頭を譲ったディクソンだったが、安定した走りで91周目にトップを奪還。そこからはほぼ独走状態でリードを広げていく。その後、2番手に浮上してディクソンを追走していたフェリックス・ローゼンクビスト(チップ・ガナッシ)が186周目にクラッシュ。これでセーフティカー導入となるが、残り4周の再スタート後も後続に付け入る隙を与えずディクソンが逃げ切り、通算47回目の優勝を飾った。2位に4.4109秒遅れでパジェノーが入り、3位にニューガーデンが続いた。

 日本の佐藤は先だって行なわれた予選でクラッシュ。懸命のマシン修復も間に合わず、決勝に出走することができなかった(共同通信デジタル)