ニューヨーク国際自動車ショー
 【ニューヨーク時事】12日から始まったニューヨーク国際自動車ショー(米国)で、日本勢が新型のスポーツ用多目的車(SUV)を相次ぎ出展し、ラインアップ拡充を打ち出している。昨年まで7年連続で拡大してきた米新車市場は、セダン系が前年割れの状況。各社とも人気が衰えないSUVへの傾斜を鮮明にしている。

 「SUBARU(スバル)の中で最も大きい車だ。お客さまに全く新しい車内体験を提供する」。スバルの米子会社幹部は12日、北米で来年発売する新型SUV「アセント」のコンセプト車を前に強調した。同社はかつてアセントと同じ3列シートの「トライベッカ」を販売していたが、米国では大きさが中途半端だったこともあり不評で、2014年に生産を打ち切った。トライベッカを一回り大きくし、車内も広くしたアセントで中型SUV市場に再参入。先行するトヨタ自動車「ハイランダー」やホンダ「パイロット」に戦いを挑む。

 このほか、トヨタが小型のコンセプト車「FT−4X」、日産自動車が新型「ローグ・スポーツ」をショーに出展。スバルは小型「クロストレック」(日本名XV)の新型車を今夏北米に投入することも発表した。