三菱自動車は18日、小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「RVR」の生産を、2017年12月末に岡崎製作所(愛知県岡崎市)から水島製作所(岡山県倉敷市)に移管すると発表した。軽自動車の燃費不正問題などで下がっていた水島製作所の稼働率を高め、生産体制を効率化する。

 岡崎製作所では17年中に新型の小型SUV「エクリプス クロス」の生産を開始。一方、水島製作所は輸出向けセダン「ランサー」の生産を年末に終えることもあり、生産余力が広がる見通しになっていた。

 軽自動車が主力の水島製作所は年約35万5千台の生産能力に対し、16年の生産実績は20万4千台だった。RVRは16年に11万8千台を造った量販車種で、ランサー(6万5千台)の減少分を差し引いても稼働率の上乗せが期待できる。