新型ミライースを発表するダイハツの三井正則社長
新型ミライースを発表するダイハツの三井正則社長
 ダイハツ工業(大阪府池田市)は9日、軽自動車「ミラ イース」を約6年ぶりにフルモデルチェンジした新型車を発売した。メーカー希望小売価格は最も安いグレードで84万2400円。燃費を従来モデルから据え置いた半面、安全性能や使い勝手を向上させた。

 車体重量は軽量の樹脂部材を増やすことで最大約80kg減らし、加速性能を引き上げた。荷室ドアを自動で開ける電動ボタンを設けるなど使い勝手にもこだわり、対歩行者事故や誤発進の回避につながる自動ブレーキを大半のグレードで標準装備した。一方、燃費は最高でガソリン1リットル当たり35・2kmと従来モデルと同じで、スズキの軽自動車「アルト」などに劣る。

 開発担当者は、運転の個人差や三菱自動車の燃費データ不正問題で「顧客がカタログの燃費表示に懐疑的になってきている」と指摘。「それ以外の性能強化に力を入れた」と説明した。