6年ぶり全面改良
アンバサダーに就任したテリー伊藤が新型カムリの魅力を熱く語った(田村尚之撮影)
アンバサダーに就任したテリー伊藤が新型カムリの魅力を熱く語った(田村尚之撮影)
 トヨタ自動車は10日、世界戦略車の中型セダン「カムリ」を6年ぶりに全面改良して売り出した。車体の基本骨格からエンジンなどのパワートレーンも一新し、スタイリッシュなスポーツセダンのようになった。

 一昨年から導入されたトヨタの新しいクルマ造りの手法「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」に基づいて開発され、前モデルからボンネットが40ミリ、天井も25ミリ低く抑えたデザインを採用し、もっさりしていたイメージを一新。それでも各部の部品を小型に作り直すなどの努力で、室内空間を従来モデルと同等に保ったという。

 ターゲットユーザーは50〜60代の男性で、クルマの人気が高かった1980年代に免許を取ったり、クルマに乗っていた人たちに狙いを定める。そのため、中年クルマ好きのタレント、テリー伊藤をアンバサダーに指名し、新しいカムリの魅力を発信していく。

 エンジンは最大熱効率が41%にも達する新開発の2・5リットルの直4を採用し、最新のハイブリッドシステムを組み合わせ、JC08モード燃費は33・4km/リットルを記録。吉田守孝専務は「これまでどこかで妥協してきたところを全てやり尽くした」と胸を張る。

 値段は329万4000円から419万5800円。3つの販売チャンネルで扱うなどして、月販目標を2400台に定めた。 (田村尚之)
リアガラスの傾斜角やボリューム感たっぷりのラインなど、見た目の良さにこだわったリアビュー(田村尚之撮影)
リアガラスの傾斜角やボリューム感たっぷりのラインなど、見た目の良さにこだわったリアビュー(田村尚之撮影)