愛知県幸田町の実証実験で、運転席が無人で公道を走る実験車
愛知県幸田町の実証実験で、運転席が無人で公道を走る実験車
 愛知県は14日、同県幸田町の県道などで、運転席に人を乗せずに乗用車を走らせる遠隔型自動運転システムの実証実験を行った。警察庁によると、無人の自動運転車が一般車の走る公道で実験するのは全国で初めて。緊急時は人が遠隔で操作して危険を回避する。

 将来的には「無人タクシー」などでの実用化が期待される。愛知県として、県内に集積する自動車関連企業の開発を後押しする狙いもある。県は来年3月までに名古屋市などでも実験する。

 14日の実験は幸田町民会館周辺の1周約700メートルのコースで、通行止めをせずに実施。車載カメラやレーダーで一般車や歩行者を認識しながら時速15キロ以下で走った。試乗した大村秀章知事は「近未来を先取りする体験ができた」と満足げ。

 東京都でも同日、ベンチャー企業のZMP(東京)が無人車の公道走行実験をするイベントを実施。23日には実験を一般公開する。