またがって乗る4輪バイク型の電動車いす「RODEM」。後ろから乗り込めるデザインになっている
またがって乗る4輪バイク型の電動車いす「RODEM」。後ろから乗り込めるデザインになっている
 座るのではなく、またがって乗る4輪バイク型の電動車いすを、ロボットメーカーの「テムザック」(福岡県宗像市)が開発した。一般的な車いすのように前から座るのでなく後ろから乗り込めるデザインとすることで、患者がベッドの縁や椅子の上から直接、体の向きを変えることなく自分の腕の力で乗り移れるようにした。医療機関で介助者の負担軽減を目指す。

 京都市にあるテムザックの研究所で公開された「RODEM(ロデム)」は全長約1メートルで幅約70センチ、重さは約110キロ。シートは簡単な操作で高さや角度が変わり、前かがみや低い体勢になれる。スマートフォンで遠隔操作ができ、1回の充電で連続15キロほどの走行が可能となっている。

 価格は98万円で、滋賀県の病院への導入が既に決まっている。テムザックの担当者は「公共機関で利用してもらえるよう、改良していく予定」と話している。