経済産業省資源エネルギー庁が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、9日時点の前回調査より1円30銭高い143円20銭だった。4週連続の値上がりで、2015年7月以来、約2年半ぶりの高値水準となった。

 灯油も18リットル(一般的なタンク1個分)が26円高い1551円になり、約3年ぶりの水準となった。値上がりは17週連続。暖房シーズンが本格化しており、家計への影響が広がりそうだ。

 調査した石油情報センターによると、原油価格の上昇を背景に、卸売価格が引き上げられた。小売りの現場では転嫁が十分に進んでいないため、来週も値上がりが続きそうだという。

 地域別では、45都道府県で値上がりした。上げ幅は青森の3円30銭が最も大きく、香川の2円90銭、栃木の2円80銭が続いた。高知は横ばいだった。値下がりは長崎だけで、下げ幅は40銭だった。

 ハイオクは1円40銭高い154円ちょうど。軽油も1円40銭値上がりの121円20銭だった。

 ガソリンは昨年9月に一度下げて以降、横ばいを挟んで上昇が続いている。企業にとってはコストが上がる要因になるため、好調な業績に水を差す可能性も指摘されている。