トヨタ自動車とトヨタの高級車ブランド「レクサス」の全国販売店は17日、各地の若手職人の伝統工芸品などを一挙に集めた商談会を東京都内で開いた。地域で活躍する若き「匠(たくみ)」の作品を、百貨店の購買担当者らにPRするのが狙い。

 イベントは今回が2回目。放送作家の小山薫堂さんや建築家の隈研吾さんらが全国から51人の職人やデザイナーを選び、作品づくりを支援。商談会には約200人が来場し、作品を手に取ったり、職人から熱心に説明を聞いたりしていた。

 小山さんは記者会見で「匠が技と誇りを持ってつくった作品に愛着を持って磨く消費社会になれば、日本はもっと豊かな国として世界で認められる」と話した。

 「注目の匠」も発表され、桐で作ったビアグラスを出展した和歌山県の伝統工芸士、東福太郎さんら4人が選ばれた。東さんは「低迷する桐タンス業界を盛り上げたかった。これをスタートに子どもたちの世代につなげていきたい」と話した。