ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は12日、ミュラー会長が同日付で退任し、監査役会が後任にVWの乗用車ブランドのトップを務めるヘルベルト・ディース氏(59)を指名したと発表した。排ガス規制逃れ問題でディーゼルエンジン車の信用が失墜する中、電気自動車(EV)などに軸足を移す経営戦略を実行に移すとみられる。

 ディース氏はドイツの同業BMWの取締役としてEV開発に尽力した実績が評価され、2015年にVWの取締役になった。