調査会社の富士経済(東京)は11日までに、電気自動車(EV)の世界販売台数が、2035年に17年比で14・8倍の1125万台に達するとの予測をまとめた。環境規制の強化を受け「EVシフト」が加速しており、今後、急ピッチで市場が拡大すれば、日本の自動車関連メーカーの戦略にも影響を及ぼしそうだ。

 家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)は31・1倍の1243万台と予想。EVとPHVは25年以降に急増するとして「拮抗(きっこう)しながら市場をけん引する」と分析した。EVシフトなどにより、ハイブリッド車(HV)の伸びは緩やかになり、2・0倍の420万台にとどまるとみている。