トヨタ自動車は20日、創業者の故豊田喜一郎氏=写真=が米国自動車殿堂入りしたと発表した。創業時のビジョンや起業家精神などが評価された。トヨタからの殿堂入りは、元社長の故豊田英二氏、豊田章一郎名誉会長に続いて3人目。

 19日に米デトロイトで授賞式が開かれ、トヨタからは内山田竹志会長らが出席。豊田章男社長は祖父の殿堂入りに「トヨタの継承者として、孫として、大変うれしく誇らしく思う」とのコメントを発表した。

 喜一郎氏は1894年、自動織機の発明家である故豊田佐吉氏の長男として生まれた。1933年に豊田自動織機製作所に自動車部を設置。その後、自動車事業への進出を正式に決め、35年の初の試作車完成などを経て、37年にトヨタ自動車工業を設立した。