スズキ、マツダ、ヤマハ発動機…
3社ともデータ改ざんなしと説明
不適切検査問題で謝罪するスズキの鈴木俊宏社長(中)ら(嶋邦夫撮影)
不適切検査問題で謝罪するスズキの鈴木俊宏社長(中)ら(嶋邦夫撮影)
 スズキとマツダ、ヤマハ発動機は9日、新車の燃費や排出ガスの測定で、不適切な検査が見つかったと発表した。対象は3社で計47車種・6480台に上る。日産自動車やSUBARU(スバル)といった他の自動車大手や鉄鋼大手などの国内メーカーで検査不正が相次いでおり、信頼性が一段と低下することは避けられそうにない。

 3社ともデータ改ざんはなかったと説明しており、燃費などへの影響はないとしてリコール(無料の回収・修理)を実施しない方針だ。

 スズキでは、2012年6月以降に静岡県内の3工場で抜き取り検査した四輪車1万2819台のうち約半数の6401台(30車種)で、検査条件を満たしていない無効なデータを有効なものだと判断していた。不適切検査は今年6月末まで続いていた。マツダは14年11月以降、四輪車72台(10車種)、ヤマハ発は16年1月以降、二輪車7台(7車種)で不適切検査が見つかった。
記者会見で頭を下げるヤマハ発動機の渡部克明副社長(中)ら(坂本亜由理撮影)
記者会見で頭を下げるヤマハ発動機の渡部克明副社長(中)ら(坂本亜由理撮影)
陳謝するマツダの菖蒲田清孝専務(右)ら=東京都内で
陳謝するマツダの菖蒲田清孝専務(右)ら=東京都内で