スズキは26日、自動車の燃費や排ガスの測定検査で、二酸化炭素(CO2)の排出量を意図的に小さくするなどの不正な改ざんが2737台で新たに見つかったと発表した。8月に燃費測定の不正を国土交通省に報告し、立ち入り検査を受け、再調査して判明した。国交省はスズキに対し「全容解明の姿勢に疑問を抱かざるを得ない」と批判し、再発防止策の策定を指示する文書を出した。

 スズキの鈴木俊宏社長は東京都内で記者会見し、新たな不正発覚を「極めて重く受け止めている。おわび申し上げます」と謝罪した。ただ「このようなことが起こらないようにすることが経営責任だ」として辞任は否定した。不正への関与が組織的ではないとの認識も示した。弁護士らに徹底的な調査を依頼し、再発防止策を講じるという。