部品一部に不具合…2万台の生産に影響
 SUBARU(スバル)は23日、国内唯一の完成車工場である群馬製作所(群馬県太田市)の操業を16日から停止していると明らかにした。調達している部品の一部に不具合が見つかり原因を究明しているためで、週明け28日にも操業を再開する方向で準備しているという。操業停止で約2万台の生産に影響が出る見通しだ。

 不具合が見つかり欠陥の恐れのある部品は電動パワーステアリング装置で、出荷済みの車両に搭載していたことも判明した。スポーツタイプ多目的車(SUV)の「フォレスター」と「SUBARU XV」、小型車「インプレッサ」の3車種に使用。昨年12月下旬から今月16日までに製造された車でハンドル操作が重くなる恐れがあるという。リコール(無料の回収・修理)について「原因究明後に必要性を検討する」としている。

 これら3車種のほか同じ組み立てラインで製造する「レガシィ」など6車種の生産も停止した。

 スバルではこれまでに新車の無資格検査などの不正が相次ぎ発覚。品質確保を優先するため国内は減産の方針を示している。不正とは別にエンジン関連部品の不具合も見つかり、リコールに発展した。管理体制が改めて問われる。