欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は27日、フランス大手ルノーに対し、経営統合を申し入れたと発表した。両社の株主が50%ずつ株式を保有する持ち株会社をつくるのが柱だ。統合が実現すれば、ルノーと企業連合を組む日産自動車や三菱自動車を合わせた世界販売台数で、ドイツ・フォルクスワーゲン(VW)を抜いて世界首位となる巨大グループが誕生する。

 日産は話し合いに参加していないという。日産関係者は「成り行きを注視するしかない」と述べ、当面は静観する構えだ。29日には企業連合の新たな枠組みによる第2回会合が日本で開かれる予定で、議題となる可能性がある。

 ルノーは27日、取締役会を開き、FCAからの提案を前向きに検討していくことを決めた。 (共同)