スーパーフォーミュラ最終戦 きょう鈴鹿で開幕
「精神的には楽」 勝算あり!!
攻めの姿勢で最終戦に挑むセルモインギングの石浦宏明
攻めの姿勢で最終戦に挑むセルモインギングの石浦宏明
 ディフェンディングチャンピオンは攻め抜く覚悟だ。2年連続3度目の王者を狙う石浦はチャレンジャーとして最終戦に臨む。

 「ビハインドで挑むから精神的には楽ですね。行き過ぎてクラッシュしても悔いはないし」

2年連続3度目チャンプへ攻め抜く覚悟

じっくりとマシンを煮詰めて最後の大勝負に挑む(いずれもトヨタ提供)
じっくりとマシンを煮詰めて最後の大勝負に挑む(いずれもトヨタ提供)
 いつもは沈着冷静、ベテランらしいスムーズな走りが光るが、勝負がかかる大一番には少し違う姿を見せる覚悟だ。

 総合首位のキャシディからは4ポイント差だが、最終戦は優勝者に3ポイントのボーナスが追加されるため、1ポイントリードする同3位の山本も含めて完全な三つどもえ。表彰台の真ん中に立った者がシーズンを制する真っ向勝負に挑まなければならない。

勝算あり!!

 勝算はある。「しっかりクルマをコンディションに合わせられれば−。一昨年もダブルポール(2レース制)を取っているし、鈴鹿は苦手じゃない」。独特な車体調整が求められるコースだが、所属するセルモインギングは攻略のコツをしっかりつかんでいる。

じっくり車体調整を練り上げ鈴鹿攻略だ

 警戒するのは鈴鹿で通算4勝の13年王者だ。「セッティングを外したら山本選手にいかれてしまうでしょうね」。石浦の生命線は、チームの担当エンジンと綿密にデータを分析してじっくり練り上げる車体調整。そんな事前の地道な努力が、コース上の滑らかで速い走りを生みだしている。


 2015年にSFの初王者に就いて以来、常にタイトル争いを繰り広げてきた。チームとしても同僚の国本雄資(28)と3年連続でゼッケン1を守ってきた。鈴鹿では絶対に負けられない。


 「取りますよ。せっかく今年もチャンスがある状態で最終戦を迎えられたし、チームとしても王者を途絶えさせたくない」。いつものようにじっくりと車体調整を練り、今年も王者に上り詰める。