岸桐我は総合16位
キッズモトクロス世界一決定戦
総合2位の快挙を達成し、家族やスタッフと喜ぶ下田(手前右)(BOSS RACING提供)
総合2位の快挙を達成し、家族やスタッフと喜ぶ下田(手前右)(BOSS RACING提供)
 キッズモトクロスの世界一を決める「2014FIMジュニア・モトクロス・ワールド・チャンピオンシップ」の決勝が10日、ベルギーのリエルヌーで行われ、65ccクラスに出場した下田丈(12/KTM)が、第1ヒートはスタートで出遅れながらも激しい追い上げで4位、第2ヒートはオープニングラップから2位以下を大きく引き離し単独1位でチェッカーを受け、日本人最高位の総合2位に入る快挙を達成した。もう一人の日本人ライダー岸桐我(12歳/KTM)は総合16位だった。

 下田は三重県鈴鹿市生まれの12歳。昨年12月には本場アメリカに移住し、世界の頂点を目指して研さんを積んできた。所属する「BOSS RACING」はかつて世界選手権に参戦した経験を持つ元木龍幸さんが立ち上げた、世界に通じるモトクロスライダーを育成するためのキッズチームで、下田君は昨年に引き続き2年連続でこの大会に出場(昨年は同クラス総合5位)。今回のチャレンジには家族やチームはもちろん、FIMアジアやオーストリアのメーカーKTMなどさまざまな支援が集まり実現した。

 キッズライダーの育成に情熱を傾けてきた元木さんは「久しぶりに感動で泣いてしまいました。今回、ワールドジュニア選手権参戦に協力頂きましたスポンサーの皆さま方、本当にありがとうございました。日本国内でもワールドジュニア選手権に興味をもって頂き、国全体で戦える環境が整えばジュニアライダーは勝てるチャンスがあると思います。応援して頂きました皆様への感謝を忘れず、BOSSレーシングは又新たなチャレンジに挑戦したいと思います」と日本のモータースポーツ界にメッセージを送った。(MCスクエア・木田淑)