世界耐久選手権 第7戦「富士6時間」
サラザン、コンウェイ、小林可夢偉組のトヨタ TS050−ハイブリッド6号車(トヨタ提供)
サラザン、コンウェイ、小林可夢偉組のトヨタ TS050−ハイブリッド6号車(トヨタ提供)
 世界耐久選手権(WEC)第6戦「富士6時間」(16日決勝)が静岡県・富士スピードウェイで開かれる。最高峰LMP1―Hにはトヨタやポルシェ、アウディが最新技術で開発した車両を投入し、元F1ドライバーやそれに匹敵する実力者が世界最高のバトルを繰り広げる。

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小林可夢偉(トヨタ提供)
小林可夢偉(トヨタ提供)
 WECのドライバーは有名人ぞろい。昨年ポルシェで初王者に就いたマーク・ウェーバーはF1で9勝を挙げた実力者で、トヨタ・ガズー・レーシングの6人はセバスチャン・ブエミらテストドライバーを含めて全てF1経験者だ。

 今年からトヨタ入りの小林可夢偉は、2009年からトヨタやザウバーでF1を5シーズン戦い、12年の日本GPでは3位表彰台。生粋のフォーミュラカー育ちながら、今ではWECにどっぷりはまっている。

 「WECに出たことで耐久レースの面白さを実感できた」と可夢偉。F1では一度のペナルティーで上位進出への道は断たれるが、WECは「ドライブスルーペナルティーを科せられたメキシコでも表彰台。優勝だってあり得る」。レース時間が6時間と長く、その後の頑張りでミスを乗り越えられるところに魅力を感じているようだ。
デビッドソン、ブエミ、中嶋一貴組のトヨタ TS050−ハイブリッド5号車(トヨタ提供)
デビッドソン、ブエミ、中嶋一貴組のトヨタ TS050−ハイブリッド5号車(トヨタ提供)
 2007年終盤から09年までウィリアムズでF1を経験した中嶋一貴もWEC5年目。ルマン24時間では一昨年に続き、今年もトップ快走中にトラブルで涙をのんだが、今年はあと1周で車両が止まる悪夢。当然、過去2勝(12、13年)の母国で雪辱を誓う。
中嶋一貴(トヨタ提供)
中嶋一貴(トヨタ提供)
■放送予定
J SPORTS 3
<LIVE>10月16日(日) 午前10:30〜午後5:30