残すはスパとルマン
昨年のルマンを制したトヨタの(左から)フェルナンド・アロンソ、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ(トヨタ自動車提供)
昨年のルマンを制したトヨタの(左から)フェルナンド・アロンソ、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ(トヨタ自動車提供)
 昨年5月に始まったスーパーシーズンを戦う世界耐久選手権は、6月のルマン24時間までの長丁場。トヨタ・ガズー・レーシングの8号車が総合首位につけ、残すのは5月の第7戦スパ(ベルギー)とルマンのみだ。元F1のフェルナンド・アロンソ(37)=スペイン=が初タイトルに突き進み、同僚の中嶋一貴(34)の日本人初王者もかかる。

 総合2位は小林可夢偉(32)が乗るトヨタの7号車。ここまで最高峰LMP1クラスに唯一ワークス体制で参戦するトヨタの2台が失格となった第3戦以外は勝ち星を分け合っており、その差は15ポイント。5月4日決勝のスパフランコルシャンがタイトル争いを左右しそうな状況だ。

 昨季限りでF1を退いたアロンソは世界3大レースの制覇を狙う。F1モナコGPは2勝を挙げており、ルマンも昨年勝って「人生で最も重要な勝利」と歓喜した。目標達成には5月末の米インディ500を制するだけだが、その後にF1とWECの年間王者という偉業達成に挑む。