スーパーGT最終戦もてぎ特集
最年少王者コンビに挑むトムスの平川亮(左)とニック・キャシディ(トヨタ自動車提供)
最年少王者コンビに挑むトムスの平川亮(左)とニック・キャシディ(トヨタ自動車提供)
 2017年のスーパーGT(SGT)もついに最終戦を迎える。4月に岡山県の岡山国際サーキットで開幕したシーズンも、栃木県のツインリンクもてぎで11、12日に開かれる1戦を残すのみとなった。

◆GT500

若手トムス平川/キャシディ組がタイトル狙う

平川とキャシディが最年少王者コンビに挑むトムス37号車のレクサスLC500(トヨタ自動車提供)
平川とキャシディが最年少王者コンビに挑むトムス37号車のレクサスLC500(トヨタ自動車提供)
 GT500クラスは5チームがチャンピオンの可能性を残すが、総合首位に立つトムス37号車の平川亮/ニック・キャシディ組(レクサスLC500)が有利な展開だ。同2位につけるルマンの大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(同)に6点差、同3位のニスモの松田次生/ロニー・クインタレッリ組(日産GT―R)に9点差のアドバンテージを築いた。ライバルに優勝をさらわれても2位に入れば戴冠となる。
2年ぶりの王座奪還を狙うニスモの松田次生(日産自動車提供)
2年ぶりの王座奪還を狙うニスモの松田次生(日産自動車提供)
 平川は「GTのタイトルを取るにはいろいろな要素が必要。取れる時に取りたい」と気合を込める。コンビを組むキャシディとも23歳という若い2人は、1997年にペドロ・デラロサ/ミハエル・クルム組(トムス/スープラ)が記録した27歳1カ月の最年少王者コンビ記録を大幅に更新しそうな勢いだ。
有終を飾りたいクニミツのホンダNSX(ホンダ提供)
有終を飾りたいクニミツのホンダNSX(ホンダ提供)
 一方、初めての頂点に挑むルマンの大嶋は「絶対に諦めない」と力を込め、2年ぶりの王座奪還を狙うニスモの2人は「シンプルな状況。勝つだけ―」と逆転に虎視眈々(たんたん)だ。

 また、今季2勝を挙げながらタイトル争いに絡めなかったホンダNSX勢にすれば、ホンダ資本のもてぎはホームコース。未勝利ながら毎戦進化を遂げているクニミツの山本尚貴/伊沢拓也組は「今年の集大成―」と有終Vを狙う。

◆GT300

グッドスマイル谷口/片岡組が3年ぶりタイトル奪還

GT500/GT300ドライバーズポイント
GT500/GT300ドライバーズポイント
 GT300クラスも4チームがチャンピオンの可能性を残すが、総合首位につけるグッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也組(メルセデスAMG)が圧倒的に有利。総合2位に9点、同3位に13点差を築き、どちらかに勝たれても2位、3位でゴールすれば3年ぶりのタイトルが決まる。

 通算3度目の頂点を狙う谷口は「これ以上ない好条件で最終戦に挑める」とやる気満々。コースとの相性も良く、開幕戦以来の今季2勝目でど派手に決める覚悟だ。

 最終戦にはGT500クラス車両と規則統合を進めるドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦するアウディRS5、BMW M4、メルセデスAMG C63の3台がデモンストレーション走行を行う。SGTからもレクサス、日産、ホンダの代表チームが1台ずつデモ走行に参加し、最初で最後の6メーカーそろい踏みが実現する。

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 ★チケット 2日間共通の前売り観戦券は大人5200円、小中学生1800円、3歳から未就学児が1000円。1日分の遊園地パスポートが付いている。パスポート付きの高校生以上の学割は2600円。レース観戦のみの小中学生は500円、3歳から未就学児は300円。詳細はツインリンクもてぎ公式ホームページで。