スーパーGT第8戦決勝
逆転タイトルには届かなかったが、圧倒的な速さで締めくくって満足そうなニスモの鈴木豊監督(多賀まりお撮影)
逆転タイトルには届かなかったが、圧倒的な速さで締めくくって満足そうなニスモの鈴木豊監督(多賀まりお撮影)
 −最終戦を勝って締めくくれたが、2年ぶりのタイトルには届かなかった

 ニスモ鈴木豊監督「チャンピオンを逃しましたが、予選、決勝の2日間、自分たちの力は出し切れた。全員が完璧にやってくれた。悔いはない」

 −1年を振り返りキーポイントになったのは?

 「(7月の第4戦で)2基目のエンジンを入れたことでしょう。そこからGT−Rとしての本当のスタートが切れた」

 −通常より早い時期の2基目投入に勇気は必要だったのでは

 「それなりの覚悟は必要だったが、開発陣が考えたストーリーを信じてやってきた。最終戦までこれたので間違いではなかった」

 −不安はなかったか

 「ベンチ(台上)テストでは確認は取れていたが、実車ではなかった。その部分は本当に最後の最後、戦いを終えるまで確証はなかった。ただし、それはレースなので仕方ない。ついてまわるもの」

 −ルマン24時間出場チームへのエンジン供給などで培ったニスモの技術力があったからか

 「そうかもしれないが、最初から(良いエンジンが)できれば良かったので…。仕方ないが、最終戦の勝利で戦えるのが分かった。ウエートハンディのない状態で勝つことができ、来年につながるものが多くあった」

 −予選も決勝も圧倒できた理由はあるか

 「今までやってきた積み重ねがしっかり形になって結果に出た。それが一番大きい。私たちがなくしていた自信を、もう一度取り戻すことができた」

 −苦しい状況から有終Vで終わることができた

 「苦しみながらやってきたことが、成果として現れたと思う。今年は大きな勉強になった。失ったモノもあるが、この先を見れば非常に大きなモノを得ることができた。クルマとしても、タイヤとしても勝てることを証明でき、来年につながる最終戦にできた」