スーパーGT特集
開幕戦でポールポジションを獲得したニスモのGTR。第2戦では今季初Vに挑む
開幕戦でポールポジションを獲得したニスモのGTR。第2戦では今季初Vに挑む
 5月に入るとモータースポーツは一気に活気づく。国内では人気ナンバーワンのスーパーGTが第2戦(富士スピードウェイ)と第3戦(鈴鹿サーキット)を開き、スーパーフォーミュラも第2戦(オートポリス)を予定。海外ではドイツツーリングカー選手権が開幕し、世界3大レースに数えられるF1モナコGP、米インディカーのインディ500も行われる。そんな熱戦を日本最大のデジタル衛星放送「スカパー!」は全て網羅。スマートフォンでも見られるオンデマンドにも対応しており、レースファンには欠かせない“相棒”だ。

 ゴールデンウイークの真っただ中に開かれるスーパーGT(SGT)の第2戦(4日決勝)は観客も多くシーズンで最も華やかだ。さらに今年は開幕戦が悪天候のため30周で打ち切られシリーズ初のハーフポイントとなり、1年を占う上でも重要な1戦となった。

 優勝候補に挙げられるのが、ニスモの松田次生(39)/ロニー・クインタレッリ(39)=イタリア=組(日産GT−R)。松田も「500キロの富士とは相性が良い。昨年も勝っているし、その前も−」と自信を見せた。

 開幕戦ではクインタレッリが予選でコースレコードを更新してポールポジションを獲得。決勝は選んだ雨用タイヤがコンディションと合わず後退したが、2位まで盛り返した。レース後には「ウエットでも優勝を狙えるポテンシャルがあった。富士では良いレースができる。トップを狙える」と見据えていた。

 ライバルとなるのは、同じGT−Rでブリヂストン(BS)タイヤを履くインパル。松田は「BSとインパルのパッケージが良い。決勝でも強そうだが、僕らもミシュランタイヤとタッグを組んで対抗したい」。開幕戦で2、3位を分け合った2台が、富士では表彰台の頂点をかけた争いを繰り広げそうだ。

 第3戦(26日決勝)の舞台は特性が異なる鈴鹿サーキット。ホンダNSX勢が得意とするコースだ。ニスモにすれば開幕前の公式テストで好調だった富士を制し、ランキング首位に立って“敵地”に乗り込みたい。

 開幕戦がハーフポイントとなり、ウエートハンディも17キロに抑えられた。松田は「20キロ以下なら問題ない。得意の富士で勝って、タイトル奪還の弾みにしたい」。2015年以来遠ざかるタイトル奪還の試金石となる。
SGTの第2戦制覇に意欲を燃やすニスモの松田次生(右)とロニー・クインタレッリ
SGTの第2戦制覇に意欲を燃やすニスモの松田次生(右)とロニー・クインタレッリ